続けるということ
今日は久しぶりの友禅の実演のお仕事でした。
一時期に比べて、建物の周りを歩いている方も増えて、活気が出てきた気がします。
そんなおり、実演会場である、京都伝統工芸館では、高校生の作品展が開催されていることもあり、次々とお客様が来られていました。
実演のお仕事は、来られたお客様とお話しするのがメインのお仕事なので、いつものように友禅の説明をしていたのですが、その中でお一人に‥
こんな支援があればいいとかありますか?
と突然聞かれ、珍しくしどろもどろになってしまいました。
今思えば、ひとつだけいいたいことがあったのに‥
学校を卒業して、希望の職につければいいけれど、そうでないと他のことで糧を得ないといけなくなります。
すると、自分の本当にしたいことに時間を割けない‥ということになるので、卒業して数年、最低暮らせるだけの支援が有れば助かるなぁと思います。
もちろん、支援をいただけるなら、それ相応の作品を作るということが原則ですが。
その間に、本当にきちんとした作品を作れるようになって、次のステップに行けたら。
実際そこであきらめる人も多いと思うから。
私も今は友禅以外の仕事もしながらなので、制作時間がとれないことがネックになっています💦
この気持ち届けばいいな。
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