プレゼン
本日、プロコース作品展終了しました。
お越しいただきありがとうございました。
以下、昨日のプレゼン内容です❣️
こんにちは。
10期のしろがいです。よろしくお願いします。
昨年の春、京都伝統工芸大学校を卒業し、念願の友禅プロコースに入れていただきました。
デザインは、本来ならオリンピックイヤーだったので、日本的なものをと思い、柄は桜に、と決めていたのですが、昨年はちょうどコロナ自粛期間中となり、ようやく見に行けたのが、近所のさくら。
プレゼン資料の写真はその時撮った貴重な一枚です。
そして、その桜を見ながら、この時代の収束を願って、桜と曼荼羅という題で着物を作りました。
ご覧いただいたらわかるかと思いますが、この着物はわたしのためのものではなくて、二十代の娘のために作りました。
素材の白生地は、実はわたしの実家が以前丹後ちりめんの織元で、実家で保管していたものをなんとかできないかとずっと考えていて、やっと今回日の目を見ることができました。
私が友禅できるようになりたいと思ったのも、生まれた頃から慣れ親しんでいたきものにたいする憧れもあったと思います。
この着物を作るにあたり、一番気をつけたことは、見て綺麗に仕上げることはもちろんのこと、着る人がよりいっそう可愛く見えるように、ということでした。
小柄な娘なので、可愛くしたいけど、デザイン、色合いも可愛すぎないよう、金彩も、あまり派手にならないようにといろいろ先生方にお願いしながらご指導いただきました。
本当にありがとうございました。
自分でデザインしたものですが、完成した形はこちらで初めて見たので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
これからも、初心を忘れず、着物を着てくださる方に寄り添う作品づくりを心がけていきたいと思いますので、今後ともご指導よろしくお願いいたします。
本日はお越しいただきありがとうございました。
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